裏方がいるから演劇は成立する

舞台を支えることって、演技するより楽しいかも。

裏方って何だろう?

演劇を作るためには役者の演技や脚本・演出も大事ですが、それだけではお芝居は成立しません。大道具、照明、音響といった裏方がいてこそはじめて演劇は成り立ちます。演劇が総合芸術と呼ばれる所以でしょう。
しかし、裏方は役者以上に専門的な知識が要求される場面が多く、残念ながら専門家の指導なくしてその成長は望めません。

だから一緒にワークショップをしましょう

そこで、舞台裏方の専門家と教育関係者の私たちが集まり、裏方専門のワークショップ集団をつくりました。普段の演劇部内の活動の一歩先の活動として、裏方ワークショップを提供します。主に東京都内にて、高校・中学校の演劇部の裏方を志す皆さんと一緒に、ワークショップを定期開催しています。

技術習得だけじゃない、他校の生徒から知る新たな発見も

ワークショップでは、普段の部活動の中ではあまり交流がない、他校の演劇部の生徒とも関わることになります。演劇をつくるためには、裏方といえどお互いの思いや気づきを理解しあうことが大切です。毎年、ワークショップ終了後に、各学校の生徒同士がその後も交流をし続けていることは、ワークショップが技術習得だけではなく、他校からの学び合いができていることの証拠でしょう。